床ずれ博士の在宅介護
床ずれ博士の在宅介護
大浦武彦 著
【中古】 床ずれ博士の在宅介護 朝日新書/大浦武彦【著】 【中古】afb
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 社会 > 高齢化・社会保障
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- 価格: 198円
自分の中では床ずれは治る病気だったので
こんなに難しい症状だったとは
考えていませんでした。
この本では、
- 床ずれの起こる法則
- 床ずれの治療の現実
- 在宅介護の現実
の3つの骨子が、様々な例をあげて紹介されています。
あまり厚くない本ですが
大変な情報量がつまっています。
特に、アルツハイマーの在宅介護の家族の一例では
介護している方の観察眼と、思いやりと、知性に
ハンカチが必要でした。
また、自分の祖母も最期は
ホスピスで息を引き取りましたが
大変まれな例という事も知りました。
ご尽力をいただいた、看護師さん
リハビリの先生。ケアマネージャーさん。
そして、担当だった先生方に、この場を借りて
ありがとうを言いたいです。
そして、なにより老々介護をがんばった母も
ほめてあげたい。
個々の問題が一つ一つ違っていて、
法整備も後手後手になりがちで
マンパワーの不足などもあり
対費用効果や
家族にかかる負担が、むしろ以前より
(曾祖父や、大叔父が亡くなった時より)増している感のある
介護ですが、知恵と勇気で乗り切るしかないと思いました。
読んでおいてよかった一冊です。