読書日記

老い先も短いので、元々好きだった本をまた読み始めました。

脳を知りたい!

脳を知りたい!

野村 進 著

講談社α文庫

 

脳を知りたい! (講談社文庫)

脳を知りたい! (講談社文庫)

 

 

医学とは専門外のノンフィクションライターの

ルポルタージュなので、よくかみ砕かれており

わかりやすく、なおかつ面白かったです。

 

  1. 脳と早期教育
  2. 脳とうつ病
  3. 脳と環境ホルモン
  4. 脳と睡眠
  5. 脳と視覚
  6. 脳と言葉
  7. 脳とアルツハイマー
  8. 脳と意識

 エピローグ:養老孟司教授との対話

 解説:茂木健一郎

 

という、なかなかの豪華版です。

本の内容としては、やはり

「脳と言葉」「脳とアルツハイマー」が

小説で言うところの、クライマックス。

起承転結の『転』。

大変興味深く読めましたが

個人的興味としては、やはり「脳と早期教育」でした。

 

本の結論としては、運動と音楽に関しては

早期教育は効果がある。

それ以外は、効果があるのかないのかよくわからん

ということでした。

 

自分も自分の子供に早期教育をすべきと思っていたのに

誤って(笑)、保坂展人氏の

「ちょっと待って!早期教育」を読んでしまい

結局、何もしないまま

(ピアノとそろばん塾には行かせたけど)

だらだらと、大きくしてしまったけど、

まあ、なんとかなったので、何とかなるものだと

思ったのでした。

 

保坂氏もその後、衆議院議員になり、

現在は東京都の世田谷区長に転身されてますね。

 

ちょっと待って!早期教育

ちょっと待って!早期教育